オランダ1部で“通算107ゴール”のFWが浦和へ フェイエノールトから来たストライカーはどこで起用する?

昨季までフェイエノールトでプレイしたリンセン photo/Getty Images

今季3人目の外国人補強に

序盤戦で大きく低迷した浦和レッズだが、再開後に連勝を飾るなど逆襲の後半戦と行きたいところだ。そんなクラブは27日、新戦力としてフェイエノールトよりブライアン・リンセンの獲得を発表した。

2008年にフォルトゥナ・シッタートのトップチームへ昇格したリンセンは、その後マーストリヒト、VVVフェンロ、ヘラクレス、フローニンヘン、フィテッセとオランダ国内のクラブを渡り歩く。オランダでキャリアを歩んできた31歳は、日本が初の国外挑戦となる。

今季フェイエノールトでプレイしたリンセンは、エールディヴィジで34試合13ゴール8アシストを記録した本格派のFWだ。公式では彼の特長を「前への推進力・スピードがあり、テクニックも兼ね備えた得点力高いストライカー」と紹介し、最前線での起用が考えられる。
現状の浦和では[4-2-3-1]が軸となっているが、深刻なFW不足に陥っている。開幕当初から層の薄いFWだったが、キャスパー・ユンカーは第18節のヴィッセル神戸戦で1ヵ月ぶりの復帰を果たすもわずか5分で負傷交代。アレックス・シャルクも離脱しているため、最前線で得点源としての期待が寄せられる。またフェイエノールトではウイングでも輝きを放っているため、2列目でも存在感を発揮できるだろう。後半戦の逆襲に向け、オランダのFWが浦和の新エースとなる。

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