ブンデスリーガではドルトムントに育成上手とのイメージがついているが、2021-22シーズンのブンデスリーガを3位で終えたレヴァークーゼンも旬な若手が多く揃っている。
それもあってか、レヴァークーゼンの選手たちは今夏の市場で強豪クラブの関心を惹いている。
チームで最も市場価値が高いのは7000万ユーロに達している19歳のドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ、それに次ぐ6000万ユーロと評価される22歳のフランス代表FWムサ・ディアビには、古巣パリ・サンジェルマンが興味を示しているとの話題もある。
さらに2021-22シーズンに得点ランク2位となる24ゴールを挙げた26歳のチェコ代表FWパトリック・シックも今が1つのピークだ。それこそバイエルンのようなメガクラブが関心を示しても不思議はない。
DFでは3500万ユーロの市場価値がつけられる23歳のブルキナファソ代表エドモン・タプソバ、先日トッテナムからの関心が伝えられたエクアドル代表のレフティーDFピエロ・インカピエ(20)も人気を高めている。エクアドル代表の主力DFであり、今年のワールドカップにも参戦する可能性が高い。
他にもアルゼンチン代表MFエセキエル・パラシオス(23)、U-21オランダ代表DFジェレミー・フリンポン(21)も評価を上げている。これだけ質の高い20代前半のプレイヤーが揃うチームも珍しく、レヴァークーゼンは今のブンデスリーガで1、2を争うヤング集団と言っていい。
最近ではチェルシーに向かったカイ・ハフェルツが有名だが、同じドイツ人MFヴィルツもそう遠くないうちにビッグクラブから声がかかるだろう。今後2、3年はレヴァークーゼンの主力たちが市場を盛り上げることになりそうだ。