加入後“2試合3ゴール”で相模原のエースに 清水から武者修行中のストライカーが得点力を発揮

ギオンスタジアムでのゴールにも期待(写真はイメージ) photo/Getty Images

八戸戦で2試合連続ゴール

J3第8節延期分のヴァンラーレ八戸とSC相模原の一戦は2-1で八戸が勝利した。この試合で相模原のゴールを決めた加藤拓己は、これで移籍後2試合3得点とチームのエースに名乗りをあげる。

試合は2点ビハインドの69分、中央から蓑田広大のクロスボールにダイレクトボレーで合わせてゴールネットを揺らす。後方からの難しいボールにも巧みに合わせ、チームに勢いを持たせる1点となった。

今季早稲田大学から清水エスパルスへと加入した加藤だったが、ここまで試合に出場できない日々が続いていた。そんな中で出場機会を求め、相模原へと武者修行を果たすと、いきなり得点能力の高さを見せつける。前節のFC今治戦でJ初ゴールを含む2得点を決めて勝利に貢献すると、この試合も勝利することはできなかったが、アウェイ連戦と難しいコンディションの中でも、1点を奪って最後まで勝点を狙い続けた。
フィジカルの強さを武器に前線で起点となるだけでなく、終盤でも猛烈にプレスを仕掛けるなど献身性の高さを発揮。すでに相模原で、大きな存在感を見せているのだ。次は再び勝利へとつながるゴールを。加藤のJ3での修行は、まだ始まったばかりだ。

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