2026年W杯で日本代表の守備の要になる? 今冬スイス挑戦ですぐさま主力となった21歳

スイスでの挑戦を続ける瀬古 photo/Getty Images

ここまで10試合に出場する瀬古

今冬にも多くのJリーガーが海外への挑戦を決断した。特に注目されたのは、J1得点王に輝いた前田大然や旗手怜央、井手口陽介だろう。すでに古橋亨梧が活躍していたセルティックへの日本人3選手の加入は大きな話題を呼び、大きな期待を寄せられた。

そんな彼らと同じタイミングで海外へと挑戦し、新天地で主力の座をつかんでいる男がいる。セレッソ大阪からスイスのグラスホッパーへと移籍した瀬古歩夢だ。若きDFは、欧州ですでに多くの経験値を積んでいるのだ。

C大阪ユースに所属していた2017年には、クラブ史上最年少となる16歳11ヵ月でトップチームデビューも果たした瀬古。ルーキーイヤーの2019年にはJ1で13試合1得点を記録すると、翌年からはレギュラーを獲得しJリーグのベストヤングプレイヤー賞も受賞する。C大阪で西尾隆矢とともに若きセンターバックコンビとして君臨した。

そして2022年から川辺駿も所属するスイスのグラスホッパーへと移籍を決める。第23節のザンクト・ガレン戦でデビューを果たすと、第25節のセルヴェット戦で初スタメン。その後はレギュラーへと定着し先発出場が続いている。今季のグラスホッパーは1部で残留を争っているものの、21歳ながら欧州初挑戦ですぐに主力として試合に出場できているのは、自身にとっても大きな経験となるはずだ。

4バック時はセンターバック、3バックでは両ストッパーや中央などでも起用されている。185cmの瀬古は欧州の舞台でもフィジカルと空中戦の強さを発揮。さらに足元の技術が高く高精度な展開力で攻撃の第一歩となることができ、それはチームにとっても大きな武器だ。

体調不良により結果的には辞退となったが昨年12月にA代表に初選出されるなど大きな期待を寄せられている。センターバックの層が厚い日本代表において11月のカタールW杯でのメンバー入りは厳しいかもしれないが、21歳の瀬古が目指す先は4年後、2026年のW杯だ。日本の次世代の守備の要として、瀬古がスイスで成長を続けている。

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