高木三兄弟からの“痛すぎる恩返し” 東京ヴェルディがリーグ前半戦でまさかの被弾3発

現在6位となっているヴェルディ(写真はイメージ) photo/Getty Images

高木三兄弟は東京Vでプロデビュー

東京ヴェルディはJ2第15節でアルビレックス新潟と対戦して3-4と敗れた。この試合で新潟の先制点を記録したのは高木善朗だ。東京ヴェルディのアカデミー出身の彼が古巣相手に強烈な恩返し弾を決めた。

高木善朗といえば、元プロ野球選手の高木豊氏を父に持ち、兄の高木俊幸と弟の高木大輔はそれぞれJリーグで活躍している三兄弟のひとりだ。兄弟は全員東京ヴェルディのユースで育ち、今季は他J2クラブでプレイしている。

3人全員と対戦する東京Vだが、実は今シーズンここまで三兄弟全員に失点を許しているのだ。長男の俊幸には第11節のジェフユナイテッド千葉戦(1-1△)で先制点を許しており、今季セレッソ大阪から加入した俊幸は、これが千葉移籍後初ゴールだった。

さらにその前の節であるレノファ山口FC戦では、三男の大輔に勝負を決める3失点目を喫し、1-3と敗戦。次男にも先制点を決められて3-4と敗れており、前半戦だけで高木三兄弟からゴールを奪われて勝利を挙げられていないのだ。まさかの“恩返し3発”となってしまった東京Vだが、後半戦は彼らを無得点に抑えて勝利を得ることができるだろうか。

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