英紙は「決定機を逃したことを後悔する」と指摘 ビッグチャンスを“3度”外したシティの不安要素

決定機を逃してしまったマンチェスター・シティ photo/Getty images

2ndレグは5月5日に行われる

この試合でのミスは後に響いてしまうのか。マンチェスター・シティはレアル・マドリードとのCL準決勝、1stレグでチャンスを決めきれない場面が目立った。

開始直後からシティは非常に順調だった。ケビン・デ・ブライネのゴールで先制すると、次はそのデ・ブライネのアシストでガブリエウ・ジェズスがゴール。11分の時点で2-0と圧勝の雰囲気がシティのホームであるエティハド・スタジアムに流れたが、その後は再三のチャンスを決められず、最終的には4-3と1点差にまで詰め寄られてしまった。

データサイト『SofaScore』によれば、シティはビッグチャンスを3度逃している。反対にレアルが逃したビッグチャンスはゼロであり、少ないチャンスをすべて決めきった。CLでは特にこの決定力が重要となる。それはカリム・ベンゼマ擁するレアルがここまでの戦いで証明しており、ジョゼップ・グアルディオラ監督がアーリング・ハーランドという得点力を備えたストライカーを欲しがるのもそのためだ。

チャンスを逃し差は縮められてしまったが、内容では完勝であった点は2ndレグに向けて大きな収穫だろう。特にハマったのは前線からのハイプレスとセカンドボールの回収だ。守備時はデ・ブライネとジェズスを最前線に置く[4-4-2]のような形でレアルにプレッシングをかけている。ボールをサイドに追い込み、ロングボールを蹴らせたところをルベン・ディアスやロドリ、アイメリック・ラポルトら高さのある選手でボールを回収する。この一連の流れが非常にスムーズであり、できるだけレアルの時間を短く、シティの時間を長くしていた。

唯一の懸念点は2ndレグにカイル・ウォーカーが間に合うかどうかだろう。現状は怪我で離脱しており、アトレティコ・マドリードとのゲームから4試合連続でベンチに入っていない。トレーニングに復帰したとの話もあるが、その情報の正確性は定かではない。ジョン・ストーンズならば分からないが、フェルナンジーニョでヴィニシウス・ジュニオールを封じることは不可能だった。交代でピッチに立ったフェルナンジーニョは3点目のフィル・フォーデンのゴールをアシストし、ベテランの意地を見せつけたが。その後ヴィニシウスに突破され、失点を許している。これを封じることができるのはチーム内でウォーカーしかいない。彼が復帰となれば守備が強化されるが、まだ分からないというのは難しいところだ。

英『manchester evening news』は試合後、「レアル戦で決定機を逃したことは今後後悔するだろう」と主張している。実際に4-0などの大量得点差で終わってもおかしくはない展開であるが、結果は1点差で勝利を収めた。内容では圧勝しており、そう悲観することはないだろう。2ndレグでも同じようにハイプレスが決まれば主導権を握ることができ、ウォーカー復帰となればなおさらファイナル進出は盤石なものとなるか。

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