岩田に続くユーティリティプレイヤーとなる? F・マリノスDF角田涼太朗の成長が止まらない

試合を重ねるごとに評価を高める角田涼太朗 photo/Getty images

今季スタメンを掴み、中心選手にまで上り詰めた

苦しい6連戦のACLグループステージも残り2試合となった横浜F・マリノス。ここまでは3勝1敗とまずまずな成績を残しており、所属するグループHでは首位に立っている。そんなF・マリノスで成長著しい若手がいる。DF角田涼太朗である

前橋育英高校在学時に全国高校サッカー選手権大会を制し、筑波大学へ進学。順調に成長を続け、F・マリノス入りを決めている。しかし、そこからなかなか出番がもらえなかったが、今季はディフェンスリーダーであるチアゴ・マルチンスが抜けたことで最終ラインが再編成されることになると、出番を得てセンターバックとして躍動している。

角田のスタイルは非常に現代的である。攻撃面ではビルドアップで攻撃を活性化させ、守備面でも強さを見せる。レフティであり、彼から供給される縦パスは絶品だ。守備面では判断力の良さを見せており、ハイラインで空きがちな後方のスペースを上手くカバーすることができる。序盤戦のF・マリノスは裏のスペースのケアが不安な様子であったが、角田が台頭したことで大きな穴とはなっていない。これに加えて角田はミスをしても、縮こまらずプレイを継続できる精神面での強さを持っている。非常に重要なことであり、今季大きく飛躍した若手の一人である。

そんな角田だが、このACLでは左サイドバック起用されるようになった。22日のシドニーFC戦では途中から、25日のシドニーFC戦ではスタートから左SBに配置されている。大絶賛というほどでもないが、難なく左SBをこなしており、中央にポジションを取るF・マリノス独特の動きにも対応していた。この適応力の高さは魅力の一つであり、ケヴィン・マスカット監督としてもスカッドを組む際に重宝することになるだろう。チームメイトにはそれこそ中盤、CB、SBをこなす岩田智輝がおり、角田も今後はユーティリティプレイヤーとなるか。

25日のシドニーFC戦では厳しい判定もあって退場となるも、22歳ながらチームの中心として戦っている角田。非常に優秀な選手であり、今後に成長が楽しみだ。

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