シーズン終盤戦の勝負どころで“離脱者続出” レヴァークーゼンが迎えた試練のとき

現在チームに負傷者が続出しているレヴァークーゼン photo/Getty Images

現在はなんとかブンデス3位をキープも

2021-22シーズンのドイツ・ブンデスリーガも、残すところあと5試合となった。そんななかで、現在繰り広げられている同リーグのトップ4争いは非常に熾烈なものとなっている。3位レヴァークーゼンから5位フライブルクまでの勝ち点差は僅か4ポイント。来季のチャンピオンズリーグ出場権を争う戦いは激しさを増している。

そういったなかで、ややピンチを迎えているのがレヴァークーゼンだ。このトップ4争いにて現状はリードを奪っている同クラブだが、ここ最近は主力選手が相次いで負傷離脱。ブンデスリーガ第25節のケルン戦にてMFフロリアン・ヴィルツ(前十字靭帯断裂)とDFジェレミー・フリンポン(右足首靱帯裂傷)を失うなど、昨今の同クラブは怪我人の続出に悩まされることとなっている。

そして、そんな同クラブにはまたも災難が降りかかることとなってしまった。現地時間10日に行われた第29節のボーフム戦では、元ドイツ代表FWカリム・ベララビが66分の途中投入からわずか11分後に負傷交代。今季は何度も離脱と復帰を繰り返していた男は、再びアクシデントでピッチを離れることとなったのだ。独『Spox』によると、今季中の復帰は難しいかもしれないとのこと。ただでさえ負傷者が続出しているなかで起きたさらなる悲劇。不運と言うほかないだろう。

幸い同じ試合で負傷交代したDFヨナタン・ターは軽症とのことだが、シーズン終盤戦の勝負どころで度重なるアクシデントに見舞われることとなってしまったレヴァークーゼン。はたして、彼らはこの苦境をどのように打破していくのだろうか。粘り強さを見せたいところだが……。

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