今季もCLは“イングランド勢”が支配するのか 「マンCとリヴァプールにはレアルと言えども……」

リヴァプールは年明けから調子を上げている photo/Getty Images

ベスト4に3チーム送り込む可能性あり

18日にチャンピオンズリーグ準々決勝の抽選会が行われ、ベスト8のカードが出揃った。

もちろん何が起こるかは分からないが、やや実力に差があるかと思われるのはベンフィカVSリヴァプール、ビジャレアルVSバイエルンのカードか。リヴァプールとバイエルンは両チームとも破壊力抜群の攻撃陣を揃えており、ベンフィカとビジャレアルの守備陣が持ちこたえられるか怪しいところもある。ワンサイドゲームになる可能性も捨てきれない。

マンチェスター・シティVSアトレティコ・マドリードも、国内リーグでの完成度を見ればマンCが明らかに上だ。ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコは怖い存在だが、今のマンCの完成度は攻守ともに極めて高い。順当にいけばマンCだろう。
そして最も実力が拮抗しているであろうカードが、チェルシーVSレアル・マドリードだ。これは予想しづらく、どちらが勝っても不思議はない。今季グループステージの段階ではレアルを優勝候補に推す声は少なかったが、ベスト16ではパリ・サンジェルマンを撃破してきている。経験値豊富な選手と名将カルロ・アンチェロッティがいるレアルは大崩れする可能性の低いチームだ。チェルシーとの一戦は渋い内容になるかもしれない。

マンCも欧州制覇を狙う力がある photo/Getty Images

止められるとすればレアルかバイエルン

では、現段階での優勝候補筆頭はどこだろうか。目立つのはイングランド勢で、ベスト4に3チームが揃う可能性も十分に考えられる。準々決勝の組み合わせを見ても、昨季に続いてイングランド勢が欧州の頂点に立つ可能性は高いか。

英『Daily Mirror』によると、元イングランド代表MFジョー・コール氏もイングランド勢の力が上と見る。

「チェルシー、シティ、リヴァプール、バイエルンにはトロフィーを獲得する力があると思う。現実的には、チェルシーを3番手か4番手にするね。シティとリヴァプールは現段階で抜きん出ている。アトレティコ、レアルと言えども、彼らには勝てないと思う」

準決勝ではイングランド勢3チームVSバイエルンなんて構図も考えられそうで、この4チームは開幕前から優勝候補に挙げられていたチームだ。かなり順当なベスト4になる可能性もあり、今のところはイングランド勢の強さが目立っている。

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