優勝を目指すはずが開幕6戦で“4敗” 浮き彫りとなった浦和レッズの課題とは

リカルド監督の采配に期待 photo/Getty Images

鳥栖に0-1と敗れる

浦和レッズはJ1第4節でサガン鳥栖と対戦。最後まで得点を奪うことができず0-1と敗れた。優勝を目指して戦うはずが、6試合で4敗を喫することとなってしまう。

鳥栖の福田晃斗と小泉慶という運動量豊富な2ボランチに対し、浦和は岩尾憲と伊藤敦樹で対抗する。3バックと中盤で強度高く守り抜く鳥栖相手に、最後までゴールはおろか決定機を生み出すこともできなかった。

また失点時にも相手の前線からのプレッシングによってミスが起こり、最後は垣田裕暉に移籍後初ゴールとなる決勝点を決められてしまった。攻守において鳥栖の激しいプレイと、運動量に圧倒されて辛酸をなめた格好だ。
今季は開幕戦でも、前線から最終ラインまで強度高くプレイする京都サンガFCに惜敗した。同試合では新型コロナウイルスによる離脱者も見られたが、メンバーが揃ってきた鳥栖戦でも同様に取りこぼしてしまう。

小泉や岩尾といった戦術理解の高い選手を配置するものの、高強度で中盤を締めてくる相手に取りこぼしてしまう点は大きな課題だ。後手にまわってチャンスがつくれず、1失点を喫して敗れてしまう悪循環を断ち切りたいところだろう。早くも4敗目となってしまった浦和だが、改善の兆しはあるのだろうか。

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