河田が古巣の新潟戦で2ゴールを活躍
J2第2節でアルビレックス新潟をホームに迎えた大宮アルディージャは、後半途中までの2点リードを保てず、2-2のドローで終了した。今試合で2得点を決めたのは昨季途中から大宮へと加入した河田篤秀だ。
開始7分でゴールネットを揺らした河田は、大宮の最前線の起点になって楔のパスを受け、最終ラインの裏にも積極的に走り込みチャンスを作った。64分には柴山昌也の美しいクロスにGKとの衝突の危険もものともせずに飛び込むと、GKよりも先に触って追加点を決める。
2点のリードを守り抜くことはできなかった大宮だが、今季も河田がエースとして君臨することとなるだろう。昨季、徳島ヴォルティスから加入して19試合7ゴールを決めるなど、加入早々チームにフィットした。彼が大宮でコンスタントに得点を重ねることができれば、上位への進出も十分に考えられる。
2019年にはJ2の徳島で13ゴールを記録した河田。さらに翌年には9得点を決めてチームをJ2優勝に導くなど、最前線で存在感を発揮し続けた。徳島で見せた輝きを大宮でも見せることができるか、チームの命運は彼に懸かっているかもしれない。