今季のリヴァプールで最大のサプライズ ワイナルドゥム放出も中盤に新星が台頭

インテル戦でスタメン出場したエリオット photo/Getty Images

今季はプレミア5試合1アシストのエリオット

オフシーズンにはジョルジニオ・ワイナルドゥムを放出するも、MFの補強を行わなかったリヴァプール。夏にはセンターバックのイブラヒマ・コナテを獲得し、今冬にもポルトからルイス・ディアスを補強したが、いまだ中盤の選手を獲得するには至っていない。

その要因として彼の急成長がもっとも大きいだろう。今季からリヴァプールのメンバーに名を連ねているハーヴェイ・エリオットだ。18歳の台頭がリヴァプールの底上げに大きく貢献している。

昨シーズンはブラックバーンへ武者修行していたエリオットは、EFLチャンピオンシップで41試合7ゴールとブレイクを果たす。今季もプレミアリーグかチャンピオンシップのクラブへレンタル移籍の噂も挙がっていたが、プレシーズンマッチで高いパフォーマンスを発揮してチームに残留。今季、プレミアリーグ開幕戦でデビューすると、第2節のバーンリー戦でスタメン出場するなど、センセーショナルな活躍を見せた。

その後は怪我にも見舞われたエリオット。1月に回復してチームに復帰すると、UEFAチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦のインテル戦でスタメンで起用されており、ユルゲン・クロップ監督も戦力の1人として計算しているということだろう。

開幕前にエリオットがCLでスタメンに名を連ねると想像していたリヴァプールファンはいなかっただろう。それだけエリオットのブレイクはチームに大きな衝撃とパワーをもたらしているのだ。今後も中盤のプレイヤーとして起用されるのか、それとも本職の右ウイングで得点を量産するのか。彼のキャリアにも注目だ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.291 究極・三つ巴戦線

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ