L・ディアス台頭にオリギも復帰 FW陣揃うリヴァプールで南野拓実は一角に入れるか

南野は今季のリヴァプールで結果を残す photo/Getty Images

今季公式戦7ゴールを決めている南野

今季のリヴァプールは攻撃陣の活躍が非常に目立っている。エースのモハメド・サラーはプレミアリーグでトップを独走する17ゴールを奪っており、それに続くリーグ2位のFWもリヴァプールのディオゴ・ジョタだ。

サディオ・マネも昨季から復調して得点を稼ぎ、ロベルト・フィルミーノも欠場が目立つものの出場すれば圧倒的な存在感を見せる。今季は、南野拓実も彼らからスタメンを奪うため、カラバオカップやFAカップなどでゴールを記録して結果を残している。

しかしそんな南野に強力なライバルが今冬に加入する。プリメイラリーガで得点ランキング上位の14ゴールを記録したルイス・ディアスだ。彼は加入早々すぐさまチームのスタイルにフィットすると高いパフォーマンスを発揮し、プレミアリーグ第26節のノリッジ戦では移籍後初ゴールも記録した。

また同試合には怪我で戦線を離脱していたディボック・オリギも復帰。強引なシュートで相手ゴールを脅かすなど期待感を見せた。南野も90分にL・ディアスに代わって投入されるも、少ない時間でインパクトを残すことはできずに終わってしまう。

中盤に怪我人が続出した時期にはユーティリティ性を活かして重宝されていた南野だが、チアゴ・アルカンタラやハーヴェイ・エリオットなど中盤にも選手が復帰している。今後もFWのポジションで結果を出し続けて信頼を勝ち取ることが一番だろう。激しいポジション争いで南野はどのように生き残っていくのだろうか。

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