ガビのウイング起用やトラオレの突破力 後半戦バルセロナの武器はNEWフロントスリー?

アトレティコ戦ではガビのウイング起用がハマっていた photo/Getty Images

期待できる並びだ

アトレティコ・マドリードを倒し、リーグ戦ではアラベス戦に続いての連勝となったバルセロナ。2022年となってからはリーグ戦で負けなしであり、14日に予定されているエスパニョール戦でも勝利を飾りたい。

そんなバルセロナだが、アトレティコ戦で見せたように新加入の選手が躍動している。特に前線の3トップには冬の移籍市場で加わった選手が多い。アトレティコ戦は左からガビ、中央にフェラン・トーレス、右にアダマ・トラオレであり、怪我で離脱しているアンス・ファティが復帰するまではこの布陣だといえる。

アーセナルからやってきたピエール・エメリク・オバメヤンの使い方は気になるところだが、アトレティコ戦での並びはバランスが取れている。左のガビはウイングタイプの選手ではないが、左サイドバックのジョルディ・アルバ、左インサイドハーフのフレンキー・デ・ヨングと相性が良く、コンビネーションから崩しを期待できる。また、[4-3-3]の関係上、アンカーにセルヒオ・ブスケッツは固定であり、インサイドハーフでは2人しか起用できない。適性のあるペドリやF・デ・ヨング、ガビの中から誰かをベンチにするのなら能力の高い3選手全員を起用したほうがいい。そこで生まれたのが、ガビのウイング起用だろう。

突破力のなさで左サイドが停滞することになっても、右サイドではトラオレが個でボックス内に進入できるため、そこまで問題はない。実際にアトレティコ戦では右サイドからアルバやガビのゴールが生まれており、ペナルティエリアへのパスの供給ルートは作れている。

センターフォワードでは高さのあるルーク・デ・ヨングは一つのオプションだが、スタートからであればトーレスがベストだ。アトレティコ戦では決めきることができなかったが、アスレチック・ビルバオ戦で見せたような一発に期待できる。また、偽9番のように振舞うことも可能であり、プレイのバリエーションが広い。サイドからの高精度クロスも彼の持ち味で、冬での獲得は正解だったようだ。

アトレティコ戦で見せたようなNEWフロントスリーが今後は基本となりそうなバルセロナ。4発快勝は少し出来すぎた結果だったが、今後は重要なリーグ戦での上位争いやELが残っており、新生バルセロナに期待したい。

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