サラーがチェルシーと契約してから“8年” 華奢だった若者がモンスターFWになると誰が予想したか

若かったチェルシー時代のサラー photo/Getty Images

今では世界的な名アタッカーに

今からちょうど8年前となる2014年の1月26日。この日はチェルシーが当時スイスのバーゼルに所属していたエジプト代表FWモハメド・サラーと正式契約を結んだ日だ。

チェルシーでの通算成績は19試合で2得点4アシストとなっており、当時は誰もが平凡な若手選手と感じていたのではないか。スピード自慢ではあったが、チェルシーのようなビッグクラブでスタメンを確保できるレベルかは疑わしかった。

サラーが加入した2014-15シーズンはジョゼ・モウリーニョの下でプレミアリーグを制したシーズンであり、チームにはエデン・アザールやオスカル、ジエゴ・コスタといったアタッカーが揃っていた。ここにサラーが入るイメージを描くのは難しかっただろう。

ただ、サラーはその後レンタル移籍したイタリアのフィオレンティーナ、ローマで想像とは違った選手に進化した。175cmの細身なスピードスターといったイメージが消え、フィジカルバトルに対応できるパワーとスピードを備えたアタッカーに変化。そこに決定力までプラスされ、ローマでは2シーズン続けてリーグ戦二桁得点を記録した。

そこにリヴァプールが目をつけたわけだが、今振り返ればクラブ史に残る補強だったと言っていい。チェルシー時代のサラーはプレミアリーグで戦っていくには華奢すぎるかと思われたが、リヴァプールに戻ってきたサラーは2017-18シーズンから32得点を挙げて得点王を獲得。

今でもその勢いは衰え知らずで、バロンドール候補なんて声も出てきた。結果論ではあるが、チェルシーサポーターの中には手放してしまったことへの後悔もあるだろう。時期的にはアザールがレアル・マドリードへ向かったタイミングでサラーが次期エースとして戻ってきていれば、攻撃力はさらにアップしていたはずだ。

今年の6月には30歳の誕生日を迎えるが、これからも数年はワールドクラスのアタッカーであり続けるだろう。リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドに代わる世界一の選手になると言っても大袈裟ではなく、この8年でサラーは信じられない進化を遂げている。

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