今のマンUに欲しいタイプ? ルーニー&ロナウド時代支えた献身性抜群FWの記憶

マンUで活躍したテベス photo/Getty Images

鬼のようなプレスも対戦相手の脅威に

マンチェスター・ユナイテッドが最後にチャンピオンズリーグを制したのは2007-08シーズンのことで、当時のチームといえばクリスティアーノ・ロナウドとウェイン・ルーニーが前線の看板選手だった。特にロナウドはスーパースターとしての地位を確立するシーズンとなり、ロナウド時代幕開けのシーズンと言っていいかもしれない。

ただ、当時のシーズンで忘れてはいけないハードワーカーがいた。ルーニー、ロナウドらと前線を構成した元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスだ。

在籍が2シーズンだったことや、その後ライバルのマンチェスター・シティに向かったこともあってか、マンU時代のテベスについて語られる機会はあまり多くない。しかし、2007-08シーズンに合計19得点を記録したテベスの貢献度は絶大なるものがあった。

英『Planet Football』も当時のテベスがルーニーやロナウドと同じくらい重要なピースだったと振り返る。3人のコンビネーションは常にダイナミックで、テベスの場合は前線からのチェイシングも魅力だった。今のマンUにもロナウド、マーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、エディンソン・カバーニら豪華なアタッカー陣が揃うが、テベスほどプレスをかけてくれるアタッカーも珍しいだろう。献身性の部分で目立つのはカバーニくらいだ。

当時はルーニーも運動量があり、元韓国代表MFパク・チソンが控えるなど守備に走れるプレイヤーが揃っていたのはマンUの強みでもあった。そうした選手を揃えてくるあたりは、さすが名将アレックス・ファーガソン氏といったところか。

テベスは移籍の多いキャリアではあったが、マンU、マンCの両方でプレミアリーグを制し、ユヴェントスでもセリエAを制するなど優勝請負人的側面もあった。確かな得点力に加え、前線から走ってくれるテベスのような選手は貴重なのだろう。それこそ当時のテベスならば今のラルフ・ラングニック体制のスタイルにフィットした可能性もあり、今のマンUに必要なタイプのストライカーなのかもしれない。

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