アジアじゃ手に負えない《144戦106ゴール》 36歳ゴミスの終わらぬ全盛期

アジアでもお馴染みのセレブレーション披露するゴミス photo/Getty Images

ACLも2度制覇

今のアジアでは最も危険なストライカーの1人と言っていいだろう。

サウジアラビアのアル・ヒラルにてゴールを量産し続けているのが、36歳を迎えたフランス人FWバフェティンビ・ゴミスだ。

かつてリヨンやサンテティエンヌ、スウォンジーなどでプレイしてきたゴミスだが、36歳の今もアジアのDFにとっては手に負えない。アル・ヒラルでは通算144試合で106得点を記録しており、仏『Foot Mercato』もアル・ヒラルですべてを手に入れたと影響力を絶賛する。
実際にゴミス加入以降のアル・ヒラルは大成功を収めており、現在国内リーグは2連覇中。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の方でも2019年は決勝で浦和レッズを撃破して優勝し、昨年は決勝で韓国の浦項スティーラースを撃破して優勝。ゴミスも両方の決勝に先発している。

個人では昨季国内リーグで24得点を挙げて得点王に輝き、ACLの方でも2019年はMVPと得点王を受賞。今季も国内リーグでは開幕から14試合で8得点と暴れており、36歳の今もペースはまったく衰えていない。

チームの方も今月7日にサウジ・スーパー杯にてアル・ファイサリーをPK戦の末撃破してタイトルを獲得するなど、アル・ヒラルは1つの黄金期を迎えた。2018年にゴミスを引き抜いた判断は大正解だったと言えよう。

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