戦力不足気味の中盤を救えるか 代表で田中、守田とポジションを争える“評価急上昇中の川辺駿”

プレミア移籍を果たした川辺は代表にも食い込んでくるはず photo/Getty Images

最終予選では招集されていない

年が明け、2022年となった。今年はワールドカップ・カタール大会が開催される年となっており、日本代表は現在アジア最終予選を戦っている。サムライブルーはグループBの2位であり、ここから大崩れすることがなければ本戦出場は固い。しかし、オマーンやサウジアラビアに敗れるなど、想像以上に苦戦しており、目標である本大会でのベスト8入りをかなえられるかは微妙なところだ。日本代表は1月27日に中国戦、2月1日にサウジアラビア戦を控えており、ここで2勝できれば本戦出場がグッと近づくことになる。

セルティック古橋亨梧やロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズ三笘薫のような既存戦力の活躍にも期待したいが、海外で活躍する勢いのある新戦力にも注目したい。今冬の移籍市場でプレミアのウォルバーハンプトン・ワンダラーズFC入りを決めたMF川辺駿の招集はあるのだろうか。

今夏の移籍市場でサンフレッチェ広島からスイスのグラスホッパーへ移籍し、その半年後にウルブズ移籍と素晴らしいステップアップに成功した川辺。代表には2021年のワールドカップ・カタール大会のアジア2次予選で招集されたが、それ以降は選ばれていない。

代表から離れてしまっている川辺だが、今のパフォーマンスであれば森保一監督の目に留まるだろう。プレミア移籍のインパクトが強く、何より今季はグラスホッパーで4ゴール2アシストを記録している。ウルブズへは完全移籍だが、今季終了後まではグラスホッパーでプレイすることになっており、環境が変わったことで急に不調になる可能性は低い。

川辺が代表入りすることで層の薄いサムライブルーの中盤を助けることができる。現在は[4-3-3]を基本フォーメーションとしており、アンカーに遠藤航、インサイドハーフに田中碧、守田英正が鉄板だ。ハードワークする彼らの存在で攻守に安定感が生まれるのだが、彼らに疲労が見られる後半に交代できる選手が柴崎岳しかおらず、層は厚くない。そこに走れてテクニックのある川辺が入れば、90分攻守で強度の高いプレイができるようになる。

プレミア移籍を決めるなど、評価急上昇中の川辺。森保ジャパンでは戦力として数えられていないが、今後はその境遇も変わることになるのだろうか。

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