《タックル数1位&ドリブル成功数2位》 実は凄いリーガのサイド切り裂くレフトバック

今季よりセルタでプレイするガラン photo/Getty Images

話題になる機会は多くないが……

昨季までのリーガ・エスパニョーラでドリブル成功数ランキング1位の常連だったのは、バルセロナでプレイしていたFWリオネル・メッシだ。今季からはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオールがその座を引き継いだところがあり、現在のリーガ・エスパニョーラではヴィニシウスがドリブル成功数1位だ(56回)。

ただ、昨季からずっと2位につけている選手のことも見逃してはならない。昨季メッシに次ぐドリブル成功数2位だったのは、今季よりセルタでプレイする左サイドバックのハビ・ガランだ(121回)。昨季はウエスカでプレイしていたが、その頃からドリブル突破は相手の脅威になっていた。昨季のリーガでドリブル成功数が3桁に達していたのは159回のメッシと121回のガランだけだ。

そして現在リーガでヴィニシウスに次ぐドリブル成功数2位なのもガランだ(49回)。メッシが去ったことでリーガのドリブルキングになるかとも思われたが、ヴィニシウスの成長速度が想像を超えていたか。
それでもガランの数字が見事なのは確かだ。年間で見ると、2021年のガランはリーグ戦で121回のドリブルを成功させている。これはリーガでは1番だ。2位は昨年途中にバルサを離れたメッシ(99回)、3位はレアル・ベティスFWナビル・フェキル(88回)、4位はエルチェFWルーカス・ボジェ(87回)、そして5位にヴィニシウスだ(84回)。

また、昨年のガランは1年間で108回ものタックルを決めている。今季もここまでリーグトップとなる64回のタックルを成功させており、ガランは攻守両面でかなり目立つ存在だ。

スペイン代表には招集されていないため話題になる機会は少ないかもしれないが、ガランも今のリーガを代表するレフトバックの1人で間違いない(数字は『WhoScored』より)。

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