Warning: file_get_contents(https://www.theworldmagazine.jp/ranking.php): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/theworldmag/theworldmagazine.jp/public_html/wp-content/themes/theworld2015/header_amp.php on line 8
《パス成功率90%》を下回ったことがない怪物 ドイツ代表、クロースの穴は大きすぎる|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

《パス成功率90%》を下回ったことがない怪物 ドイツ代表、クロースの穴は大きすぎる

EURO2020でも活躍したクロース photo/Getty Images

31歳で代表引退

EURO2020でベスト16敗退に終わり、来年のワールドカップ・カタール大会での巻き返しを狙うドイツ代表。

ハンジ・フリック率いる今のドイツも十分に強いが、1つ気になることがある。EURO2020を最後に代表引退を表明したレアル・マドリード所属MFトニ・クロースについてだ。

独『Sport1』は今もクロースがこの判断を後悔していないと取り上げているが、クロースはまだ31歳だ。年齢的にも技術的にも、まだまだ代表でプレイ出来るはず。

今季は怪我で出遅れたものの、ここまでリーガ・エスパニョーラでは全選手中最多の1試合平均83本のパスを記録。その成功率はリーグトップの95.1%と極めて高い。ただしクロースにとってこれは通常運転であり、レアルに加入してからはリーグ戦、チャンピオンズリーグの両方においてパス成功率90%を下回ったシーズンが1つもないという怪物なのだ。

EURO2020でもドイツはベスト16で敗れてしまったが、クロースは360分間のプレイタイムながら大会12番目に多い372本のパスを記録。1試合平均で見るとMFの中では最多の93本を記録しており、ドイツの攻撃を組み立てていたのはクロースだ。

中でもロングパスの精度は天下一品で、EURO2020でのロングパス成功本数はMFの中で1番多い32本を記録している。フィールドプレイヤーでこれを超えていたのはスペイン代表DFアイメリック・ラポルテ(37本)、イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(47本)の2人のみ。

ドイツではバイエルンMFジョシュア・キミッヒがクロースに近い役割をこなせるが、まったく同じというわけにはいかない。クロースが抜けた影響は大きいだろう。

同メディアは来年のワールドカップまでにクロースの気持ちが変わる可能性はあると期待しているようだが、レアルでのパフォーマンスを見ればまだまだ代表でプレイできるだろう。バイエルンのGKマヌエル・ノイアーやFWトーマス・ミュラーなど今のドイツではベテラン選手の存在が大きく、クロースのカムバックを望むファンも少なくないはずだ(数字は『WhoScored』より)。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.307 世界神童列伝

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ