横浜FMへ加入した中盤の若き逸材 さらなる成長に期待の19歳は主力となれるか

横浜FMへ加入が決まった藤田 photo/Getty Images

徳島から加入した藤田

横浜F・マリノスは徳島ヴォルティスから藤田譲瑠チマを獲得したことを発表した。中盤のさらなる強化へ若きMFが横浜FMの将来を支えることが期待される。

ナイジェリア人の父と日本人の母との間に生まれた藤田。東京ヴェルディのアカデミーで育つと、2019年にトップチームでデビューする。2020年にはレギュラーを獲得すると41試合に出場して3ゴールを記録しており、ルーキーながら[4-1-2-3]のアンカーとして、チームを支える役割を担った。

今シーズンからは徳島ヴォルティスへ移籍する。初挑戦となったJ1で28試合に出場し、自身の足元の技術の高さや豊富な運動量でチームに貢献した。またチームの柱でもある岩尾憲ともコンビを組み、高い技術やパス精度でチームの屋台骨を支える存在の隣でプレイすることで、自身の成長にもつながったことだろう。

横浜FMは扇原貴宏をヴィッセル神戸へ放出しており、中盤の強化が必須だった。まだ19歳と若く試合経験も豊富な藤田は、即戦力としても大きな期待が持てるはずだ。来季は3年ぶりのJ1制覇に悲願のAFCチャンピオンズリーグ優勝を狙うチームで、将来を担う若き逸材がどのような働きを見せるだろうか。

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