1ゴール決めるも勝負を決める一発は出ず 今季いまだ2得点と悩めるエースをどう評価する?

先制点を決めたケイン photo/Getty Images

昨季は23ゴールを記録したケイン

トッテナムはプレミアリーグ第18節で、リヴァプールと対戦して2-2で引き分けた。13分に先制点を決めたハリー・ケインは、その後も決定機を迎えるも追加点を奪うことはできなかった。

昨季23ゴールを挙げてプレミア得点王となったケインだが、今季はリヴァプール戦のゴールでようやく2得点目と、開幕から不調が続いている。今試合でも幸先よくゴールを決め、追加点を狙えるシーンも少なくなかった。しかしゴールネットを揺らすことはできずに2-2で終了した。

ケインは今試合で6本のシュートを放つも枠内は2本にとどまった。1本はゴールへつながっているが、リヴァプールのイブラヒマ・コナテに苦戦する姿も見られており、調子は上向きには見えない。そんな今試合のケインをどのように評価するか。

アントニオ・コンテ監督は試合後のインタビューで、「ハリーは良い試合をした。彼と私たちにとって、非常に重要なゴールだった(英紙『Daily Express』より)」と話しており、ケインの得点を称した。また決定機を逃してしまったシーンに対しても「彼はさらに得点を決めるチャンスを作っており、私たちにとって重要な選手だよ」とコメント。ゴールには至らなかったが、得点のチャンスを生み出した点を評価している。

今季2ゴール目を決めたトッテナムの悩めるエースは後半戦に向けて調子を上げることはできるのか。ケインの復調にも期待したい。

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