シーズン約半分の出場数で“3位・1位・1位” 古橋亨梧、データが示す驚異の得点力

神戸でもエースとして活躍した古橋 photo/Getty Images

今季のJ1でも凄かった

今季の明治安田生命J1リーグにおいて3位と好成績で終了したヴィッセル神戸。その中で前半戦にチームのエースとして活躍し、夏に海外へと飛び立ったFW古橋亨梧の能力は、今季のJ1の最終記録を見てもその高さがわかる。

古橋は今季のJ1で20試合に出場して15ゴールを記録した。彼の得点数を抜いたのは23ゴールのトップタイで得点王に輝いたレアンドロ・ダミアンと前田大然だけであり、秋以降は出場がなかったにも関わらず古橋は得点ランク3位でシーズンを終了している。もしセルティックへ移籍せず神戸に残っていたら、L・ダミアンと前田以上に得点を重ねていた可能性も十分にあるだろう。

さらにシュートに関しても高いデータを示す古橋は、1試合平均シュート数「3.9」を記録しトップに立っている。毎試合4本近くのシュートを放っており、2位のエヴェラウドが2.9であることから1本差を付けて首位をキープしたままシーズンを終えた。

1試合平均の枠内シュート数でも得点王の前田大然の1.4本を超える「1.5」を記録していた古橋。このデータもリーグトップの数字を出しており、スコットランド移籍後にも古橋を超える選手は生まれなかった。シュート精度の高さもJ1で大きく発揮しており、現在のスコットランドでの得点量産もこういった力が発揮できていることが分かる(データは『SofaScore』より)。

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