“抜かずして勝てる”サンチョの上手さ 新政権で中心人物に躍り出た赤い悪魔の翼

マンUの中心人物になりつつあるサンチョ photo/Getty Images

冨安も良いプレイをしたが

オーレ・グンナー・スールシャール監督からマイケル・キャリック政権となり、3試合目となったアーセナル戦。マンチェスター・ユナイテッドとしてはトップ4入りを目指すためにも、負けられない試合であったが、クリスティアーノ・ロナウドの2ゴールを含む3-2で逆転勝利を収めた。

プレミアリーグでは10月に行われたトッテナム戦以来の勝利と、ようやくリーグ戦での白星を挙げた。その中でも攻撃のキーマンとして前線を活性化させたのがFWジェイドン・サンチョだ。

キャリック政権となってからは前線での継続した起用が見られるイングランド代表FW。ガナーズ戦では[4-5-1]の左サイドハーフでピッチに立っている。

得意とする右サイドでの先発ではなかったからか、対峙するアーセナルの右サイドバックである冨安健洋に苦戦。ドリブルでの突破を安易に許さない冨安相手に戸惑いを見せていたが、サンチョには局面を打開できるパスセンスがあった。これにより、冨安を完全に抜かなくとも左サイドから押し込むだけでチャンスを生み出せており、今試合ではブルーノ・フェルナンデスの4本に次ぐ2本のキーパスを記録している。更にフレッジがPKを獲得した場面では、サンチョのパスが起点となっており、イングランド代表FWのプレイのバリエーションの豊富さが見られた試合となった。

シンプルな縦への突破では冨安を上回ることは出来なかったが、自身の持つパスセンスを武器にサイドから好機を演出していたサンチョ。直近の3試合では連続してスタメンに選ばれており、次節から指揮を執ることになっているラルフ・ラングニックのもとでも重宝される存在になるだろう(データは『WhoScored.com』より)。

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