得点王も夢じゃない 海外初年度からゴールを量産するセルティックの韋駄天FW

古橋亨梧のゴールラッシュは止まらない photo/Getty Images

日本代表での活躍も見てみたい

スコティッシュ・プレミアシップを戦うセルティックは、3日にホームスタジアムであるセルティック・パークにハーツを迎えた。

日本代表の古橋亨梧はこの日も[4-3-3]のセンターフォワードで先発を果たしており、最前線で好機をうかがっていた。絶妙なタイミングでの裏への抜け出しや一瞬でマークを外す動き出しを武器にボックス内で位置取っており、33分の先制点はまさにそのスピードでニアサイドに飛び込み、得点を挙げている。ハーツの守備陣はオフサイドをレフリーにアピールしていたが、判定は覆らず今季リーグ戦8点目を記録した。セルティックはこのリードを終盤まで守り抜き、1-0で勝利。ダンディー戦から続く連勝を3にまで伸ばしている。

このようにゴールでチームを勝利に導いた古橋だが、期待されるのはスコットランドでの得点王だろう。現在、12試合で8ゴールとランキング首位に立っており、今の得点ペースを維持できれば、現実的な目標だ。

また、スコットランドで得点王となることで他リーグへの道が開けるだろう。クリスタル・パレスに今夏の移籍市場で移籍したオドソンヌ・エドゥアールは19-20シーズン、20-21シーズンの2季連続で得点王となっており、プレミアリーグへ引き抜かれた。今季は7試合に先発して3ゴールとまずまずな数字を残しており、イングランドの舞台でもチームに貢献して見せている。得点王になることでエドゥアールと古橋が同じレベルになったとはいわないが、スコットランドで結果を残すことでプレミア中堅クラブであれば出場機会を得られるという目安にはなる。

海外移籍初年度ながらすぐさまチームにフィットし、結果を残している古橋。ボックス内で強みを見せるストライカーであり、今季の活躍次第では5大リーグからの引き抜きも考えられるだろう。

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