長谷部や遠藤にも欧州カップ戦へチャンスある? ブンデスは4位から16位まで《9ポイント差》の超団子状態に

シュツットガルトも4位とは9ポイント差 photo/Getty Images

熾烈なトップ4争いが面白い

まだ開幕から13試合消化した段階だが、ドイツ・ブンデスリーガの優勝争いは首位バイエルンVS2位ドルトムントの一騎打ちになる可能性が高まってきた。

勝ち点31のバイエルンと、30点のドルトムント。それを勝ち点24で3位のレヴァークーゼンが何とか追いかけているといったところか。

この優勝争いも面白いが、白熱しているのはトップ4争いだ。
現在4位は勝ち点22でフライブルクとなっているが、12位フランクフルトとは勝ち点差がたった4ポイントしか離れていない。フランクフルトは12位ながら勝ち点18となっており、今すぐにでもトップ4へジャンプアップ出来てしまう状況なのだ。

長谷部誠、鎌田大地の所属するフランクフルトには日本のサッカーファンも注目しているだろうが、遠藤航と伊藤洋輝がいる15位シュツットガルトも勝ち点は13だ。4位フライブルクとは9ポイント差となっており、これくらいの差ならば後半戦に巻き返すことも可能だ。まだ上位進出を諦めるタイミングではない。

今季はライプツィヒ、ヴォルフスブルク、ボルシアMG、フランクフルトといった昨季の上位勢が軒並み苦戦しており、この4チームとも今季から指揮官が交代している。

すでにヴォルフスブルクはマルク・ファン・ボメルを解任しており、今季のブンデスリーガは準強豪と呼べるクラブの戦いが安定していない。

この団子状態こそブンデスリーガの魅力で、11月には16位アウグスブルクが王者バイエルンに勝利を収める波乱もあった。下位クラブにも上位勢と戦う力はあるのだ。

果たして最後にトップ4へ滑り込むのはどこか。4位フライブルクから16位アウグスブルク(勝ち点13)まで、13クラブが争うカオスな戦いとなりそうだ。

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