「アレは許されないミスだ」 アーセナルが上へ行くために必要なもの

ニューカッスル戦で決定的なシュートを外してしまったオバメヤン photo/Getty Images

“決めるべき時に決める”を徹底できるか

2021-22シーズンはプレミアリーグで開幕3連敗を喫したものの、第4節以降は新戦力の奮闘もあって調子を取り戻してきたアーセナル。第12節のリヴァプール戦でこそ0-4の完敗を喫してしまったが、現時点で同クラブの順位は5位となっている。その調子は間違いなく上がってきた。

しかし、さらに上を目指すのであれば、アーセナルに求められるのは決定力だろう。現時点でのチーム総得点数はリーグ12位タイの15ゴール。GKアーロン・ラムズデールやDF冨安健洋といった選手の加入で守備が安定した一方で、攻撃陣はなかなかその本領を発揮することができていない。試合に勝つためにはまずゴールが必要なのがサッカーだ。守備陣の整備は済んだだけに、今後のアーセナルは前線のクオリティを磨いていきたい。

そのためにも、現地時間27日に行われたプレミア第13節のニューカッスル戦で見せたようなシーンは減らしたいところだ。この試合に2-0で勝利したアーセナルだが、41分には絶好の得点機を逸している。このシーンでガナーズは左サイドからチャンスを作り、ブカヨ・サカが上げたクロスにエミール・スミス・ロウが頭で合わせる。これは惜しくも相手GKにセーブされてしまうが、そのこぼれ球が流れた先にいたピエール・エメリク・オバメヤンが痛恨のシュートミス。あとはゴールに流し込むだけという場面だったが、そのシュートはポストに嫌われた。

もちろん、オバメヤンもシュートを外したくてこうなったわけではない。しかし、アーセナルが得点増を望むのであれば、決められる時にしっかりと決めることはしておきたい。特に、今回はそれができるはずのオバメヤンがミスショットを放ってしまった。これに関しては、クラブOBのイアン・ライト氏も次のように語っている。

「このシーンは、まずスミス・ロウが決めきらないといけなかったというのは言っておかなきゃね。でも、オバメヤンのところでは確実に仕留められるはずだった。彼はストライカーだし、言い訳はできないね。私もストライカーだったから言うけど、アレは許されないミスだ。ガナーズが上へいきたいのであれば、今後ああいったミスのないようにしないと」(英『Daily Mirror』より)

難易度の高い崩しの形をいきなり作れと言うのはさすがに酷だが、こういった絶好機はもう逃したくないアーセナル。こういった場面でしっかりと得点を積み重ねることができれば、自ずと上位進出の夢は近づいてくるだろう。決めるべき時に決める。シンプルだが、難しいこの課題。はたして、アーセナルはクリアしていくことができるのだろうか。

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