パリ・サンジェルマン戦での大抜擢 ジンチェンコの中盤起用はありなのか?

インサイドハーフでの起用となったジンチェンコ photo/Getty Images

様子を見るべきか

CLグループステージ第5節マンチェスター・シティ対パリ・サンジェルマンの一戦が行われ、2-1でシティが白星を挙げている。グループAのこのカードは昨季のラウンド4の再現であり、どのような展開になるかと思われたが、昨季と同じくシティが勝利を決めている。

無事、勝ち点3を獲得してグループAを1位で通過することになったシティだが、意外だったのはオレクサンドル・ジンチェンコの中盤起用か。

2016年からイングランドでプレイするジンチェンコだが、加入当初は即戦力での補強ではなく、将来を見据えた補強であった。そのため、初年度はローン移籍しており、トップチームに復帰すると人員不足となっていた左サイドバックで出場機会を獲得している。その後は欠かせない最終ラインの一員としてプレイし、CLファイナルでもスタメンを張る選手に成長している。

そんなウクライナ代表MFは今季も左SBで起用されると予想されていたが、ジョアン・カンセロの好調ぶりもあり、控えに回ることが多くなっている。そんな中でのインサイドハーフ起用だ。ケビン・デ・ブライネ、ジャック・グリーリッシュ、フィル・フォーデンがベンチ外といったアクシデントも重なっての起用であったが、この試合だけでいえば厳しいか。

パスの成功率が92%とそつなくこなしていたが、いってしまえば無難であり怖さがなかった。また、左サイドのインサイドハーフ起用であったため、同じく左サイドのウイングで先発したラヒーム・スターリングと共に違いが作れず、サイドが機能していない場面が散見されてしまっている。それでも、選手間で受ける間受けや守備での献身性は目を見張るものがあり、継続的な起用で様子を見るのがベストだろう。

前述した3人のチャンスメイカーが不在で訪れたチャンスだが、今回は生かすことができなかった。今後も同様のチャンスがあるか分からないが、左SBとインサイドハーフを高いレベルでこなすことができれば、貴重な戦力として重宝されることは間違いなく、期待できる選手であることは間違いない。

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