“ガラスの天才”がまた戻ってきた 34歳になった元イタリア代表FWがセリエBから再出発

ジェノア時代のジュゼッペ・ロッシ photo/Getty Images

MLSを離れてからはフリーだったが……

イタリアのガラスの才能と言えば誰を思い浮かべるだろうか。特大の才能を持ちながら、怪我に何度も苦しめられてきたのがFWジュゼッペ・ロッシだ。

ロッシはマンチェスター・ユナイテッドでもプレイした経験を持つ早熟の天才肌だったが、常に怪我を抱えてのキャリアだった。全盛期はビジャレアル、フィオレンティーナ時代だろうか。ビジャレアルでは191試合で82得点25アシストの成績を残している。

イタリア代表でも30試合プレイした実績を持つロッシだが、キャリアの大半を怪我の治療に使うことになってしまった。特に影が薄くなったのは2015年あたりからだろう。ロッシは2011年頃より怪我が増え、2015年にはレバンテ、2016年にはセルタ、2017年はジェノアとクラブを転々としてきた。当時のロッシを記憶している人はあまり多くないはずだ。

ついには2018年にジェノアを退団し、フリーに。その後は2020年にアメリカ•MLSのレアル・ソルトレイクと契約し、7試合だけプレイした。そこからは再びフリーだったのだが、ガラスの天才がまたピッチに戻ってきた。

11月にセリエBに所属するSPALと契約を結ぶことになったのだ。さっそく20日のアレッサンドリア戦に出場しており、34歳とベテランになったロッシにとっても特別な瞬間だったに違いない。

全盛期の活躍を望むのは難しいだろうが、喜んでいるイタリアのサッカーファンも多いだろう。

伊『Gazzetta dello Sport』によれば、ロッシはイタリアでテレビコメンテーターを務めたこともあった。しかしトレーニングは欠かしていなかったようで、サッカーへの情熱は失われていなかった。

またいつの日かセリエAの舞台でプレイする日がくるのか。最後にセリエAで得点を決めたのは2017-18シーズンのジェノア時代だが、再びロッシの輝く姿が見てみたいものだ。

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