[MIXゾーン]「我々のスタイルを見せたかった」 浦和リカルド監督、観客上限開放でサポーターに感謝も試合内容には満足せず

サポーターに感謝を口にしたリカルド・ロドリゲス監督 photo/スクリーンショット

今節より24000人が動員可能に

浦和レッズは明治安田生命J1リーグ第36節で横浜F・マリノスと対戦。この試合から入場者上限が24000人となり、大旗が解禁されて少しずつ本来のスタジアムの風景が戻ってきた。

そんな中、浦和のリカルド・ロドリゲス監督は横浜FM戦の埼玉スタジアムに対し「スタジアムに入った瞬間にいつもと違う雰囲気を感じた」とコメント。太鼓による手拍子の数が増えたことで、応援にもさらに力強さが増し、フラッグがあることで今までとは異なる雰囲気も感じられた。

また試合には勝利したものの、横浜FMに攻め込まれる時間が多く、自分たちがボールを支配して戦うスタイルを出すことができなかった浦和。リカルド監督は試合内容について応援してくれたサポーターに対して「これだけのお客さんが入って凄くいい雰囲気を作ってくれたので、現場としては応援してくれた方々に我々の表現したいスタイルを見せたかった」と勝ち点3を獲得しながらも、満足した様子は一切なかった指揮官。自ら追求するスタイルが出せなかったことは次への課題となるだろう。

今試合は苦しい時間帯が多かったが、そんな中でもサポーターの作り出した雰囲気は非常に大きかったと話した。

「サポーターが作り出してくれた雰囲気のおかげで難しい瞬間でも上手く戦いきれた。応援してくれた方々に感謝している」

次節は埼玉スタジアムでのホーム最終戦となる。今シーズン限りで引退・退団する選手も多い浦和は、ホームのラストゲームで良い締めくくりができるのだろうか。そしてリカルド監督の志向するスタイルを見せられるだろうか。相手の清水エスパルスは残留争い真っ只中のため、是が非でも勝ち点3が欲しいはずだが、難敵を相手にどのようなスタイルで戦うのか注目したい。

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