日本代表にも招集された上田
鹿島アントラーズは、明治安田生命J1リーグ第35節で浦和レッズと対戦。上位対決となったこの試合は土居聖真の得点で1-0と勝利した。この試合で前線から浦和守備陣をかき回した男が、上田綺世だ。
試合はスコアレスで迎えた36分、CKからのこぼれ球を拾った上田がシュートを放つ。ボールはゴール右にいくと土居がうまく合わせてゴールネットを揺らした。
難しいバウンドのボールに対し、上田がダイレクトでシュートを放ったことで浦和守備陣は対応が遅れた。クリアすることができなかった上、土居の足元にボールがこぼれ得点が生まれた。上田のゴール前での技術の高さが決勝点を生んだといえるだろう。
上田は11月に行われる日本代表のメンバーにも選ばれている。大迫勇也や古橋亨梧といったFW陣とのポジション争いでどのように勝利していくか。ゴール前での技術やストライカーとしての素質は十分な鹿島のエースが、森保ジャパンの救世主になれるか期待だ。