浦和の前線で中心となった小泉佳穂 パスに“強さ”も身に付けた両利きの司令塔

川崎相手に強さを見せた小泉 photo/Getty Images

トップ下でスタメン出場

浦和レッズは明治安田生命J1リーグの第34節で川崎フロンターレと対戦。AFCチャンピオンズリーグ出場権獲得へ勝ち点が欲しい一戦は、終盤に追いつき1-1で終了した。浦和の攻撃でタクトを振るった小泉佳穂は、正確なパスでチャンスを作った。

キャスパー・ユンカーが不在の浦和は、江坂任を1トップにして小泉をトップ下に配置。前半から小泉のパスでチャンスメイクする。小泉の両足から相手ゴール前まで迫るなど攻撃の中心となっていた。

そんな小泉はこの試合でパス成功率「80%」を記録。ロングボールも4本通すなど、川崎相手にパスで守備陣を崩していく。また夏場以降は厳しいマークによってパフォーマンスを落としていた時期もあったが、今試合ではプレッシングにも負けない身体の強さを見せ、デュエル勝利数は「7」とチームトップの成績を記録した(データは『SofaScore』より)。

この試合を引き分けてヴィッセル神戸との勝ち点差が5と広がった浦和。上位陣との対戦も残っているため、勝利できれば3位に入ることも可能だろう。天皇杯にも勝ち残っており、アジアの舞台へ小泉が浦和をけん引できるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ