フォーデンと重なるその姿 コール・パルマーはトップチームに定着できるのか

着々とトップチームに居場所を作っているパルマ― photo/Getty Images

見事なゴールであった

CLグループステージ第3節が行われ、マンチェスター・シティはアウェイのクラブ・ブルージュ戦に臨んだ。序盤にチャンスを作り続けるも決まらず、停滞する時間が続いたが、ジョアン・カンセロがゴールを決めるとそのまま5得点の快勝に。先日のパリ・サンジェルマン戦の敗戦を帳消しにする白星を挙げ、グループAの2位となっている。

ミッドウィーク開催ということもあり疲労が考慮され、後半には5名の選手を代えたマンC。その中で最も輝いたのはコール・パルマーか。

マンCのアカデミー育ちであり現在19歳の若者だが、65分に投入されるとわずかその2分後に得点を記録。左サイドからのラヒーム・スターリングのクロスを受けるとスムーズな流れから左足を振り抜き、ゴールネットを揺らしている。その後も正確なパスで好機を演出しており、19歳ながら頼もしさすら感じられるクラブ・ブルージュ戦となった。また、英『The Sun』によると、このゴールはCLで得点したイングランド人の中で10番目に若い選手だそうだ。最も若い記録はボルシア・ドルトムント所属ジュード・ベリンガムの17歳であり、チームメイトであるフィル・フォーデンも18歳時のシャルケ戦でゴールを決めランクインしている。その他の選手はジャック・ウィルシャーやジェイドン・サンチョ、トレント・アレクサンダー・アーノルドであり、パルマーも彼らに並ぶ選手に成長してもらいたい。

レスターとのコミュニティ・シールドに始まり、今季トップチームでの出番に恵まれているパルマー。主にインサイドハーフでの起用となっており、ケビン・デ・ブライネやベルナルド・シウバとライバルは多いが、フォーデン並みの活躍に期待だ。

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