ビルドアップは完璧でも守備がもうひとつ 76億円の価値を示しきれていないアーセナルDF

徐々に存在感を増しているホワイト photo/Getty Images

あと一歩必要か

今夏の移籍市場では約240億円を投下し、チームの戦力アップに成功したアーセナル。ライバルクラブであるトッテナムとの一戦では新加入組が躍動し、3-1で勝利。大型補強が実った瞬間である。

しかし、ブライトンから加入したDFベン・ホワイトの移籍金は約76億円と高すぎるとの批判もあり、そこまで評価されていないのも事実だ。

直近のクリスタル・パレス戦ではガブリエウ・マガリャンイスと共にセンターバックとして先発したホワイト。後方からの正確なビルドアップで攻撃を活性化させており、停滞感のあった前線にパスを供給している。また、ボールコントロールの技術に自信があるのか、オーバーラップを頻繁に行っており、ミスなく繋いでいる。ブライトンでは3バックの右を任されていた選手であり、右サイドバックの冨安健洋とのポジション変更も気になるところだ。

だが、出足の早いプレスや潰す守備はまだ行えておらず、2失点目の場面ではディレイではなく、距離を詰めて守備をしたかったか。それでも、読みでのボール奪取やカバーリングの速さと自身の良さも出せるシーンが増えており、今後の成長次第でどこまで化けるのか楽しみな選手である。

大型補強で最終ラインを大幅に変更したアーセナル。5戦無敗とその成果は出ているが、まだチェルシーやリヴァプールといった優勝争いできるチームには並べておらず、ミケル・アルテタ監督の手腕に期待だ。

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