走力を重視している今季のマンC アタッカーに求められるのは攻撃力ではなく献身的な姿勢

前線では序列が変わっている photo/Getty Images

サッカーのトレンドとなるか

序盤戦最大の山場となったチェルシー、パリ・サンジェルマン、リヴァプールとの3連戦を1勝1分1敗で終えたマンチェスター・シティ。PSG戦に関しては残念な結果となってしまったが、プレミアリーグではチェルシー、リヴァプール相手にアウェイで勝ち点4を獲得しており、最悪な展開は避けることができた。

このように悪くない結果となったこの3連戦だが、特にプレミアリーグでの2戦は指揮官であるジョゼップ・グアルディオラの作戦が光った。チェルシー相手にはハイプレスで相手の攻撃を封じ押し切ることに成功している。リヴァプール戦では逆に押し込まれることになるも、後方からの安定したビルドアップでレッズのプレスを剥がしており、前半は完全に主導権を握っていた。

また、この2試合に共通していたのは前線の守備強度の高さだ。並びは違っていたがジャック・グリーリッシュ、フィル・フォーデン、ガブリエウ・ジェズスが3トップに配置されており、彼らの走力が生み出す守備のおかげでアンカーのロドリはいつも以上に攻守で安定しており、配球や守備でのボール奪取が光っていた。逆にドリブルでの突破を強みとするリヤド・マフレズはベンチとなっており、ここで新たな競争力が生まれることになるか。

開幕からそこまで時間は経っていないものの、今季の新しい戦い方を示したマンチェスター・シティ。しかし、前線の決定力不足や攻撃を意識しすぎたことで守備が脆くなるなど、まだまだ改善点は多く、今季の成長も楽しみなチームの一つだ。

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