リヴァプールらしさ全開の先制点 覇権奪還へカギを握るストライカー

先制点を決めたマネ photo/Getty Images

マンC戦で1ゴールを記録

リヴァプールはプレミアリーグ第7節でマンチェスター・シティと対戦。2度リードするも同点に追いつかれ2-2のドローに終わった。この試合で先制点を決めたサディオ・マネの巧みなランニングは、マンC守備陣も対応することができなかった。

スコアレスで迎えた59分、モハメド・サラーが右サイドでジョアン・カンセロをかわしてドリブルで運ぶと、前線にいたマネが裏へと抜け出して右足を振り抜いた。

サラーが守備をかわしてボールを運ぶタイミングで中央のやや左寄りにいたマネは、CBの前に出る動きで右へと流れていく。3トップの中央だったディオゴ・ジョタと交差する形で走り込むと、サラーからのスルーパスを冷静に決めてみせた。

リヴァプールの真骨頂ともいえる縦への動き出しで、マンCの強力な守備陣を切り裂いた。マネは昨季、決定機を決めきれずに精彩を欠くシーンも見られ、今季も決定機を逃すシーンも少なくなかった。そんな中でもこの大一番で自らの得意な形から得点を決めきることができるマネは、プレミアでもトップクラスのFWといえるだろう。

今季すでに4得点を決めるマネ。トップにはチームメイトのサラーが立っており、今年も彼らの得点王争いが見れるかもしれない。リヴァプールのプレミア制覇には、マネの復活がカギとなるだろう。

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