ドイツで10番を付ける男は日本代表で何を魅せる? 恩師の下で“切り札”として覚醒も

広島時代に途中出場から活躍した photo/Getty Images

ボーフムへ移籍した浅野

日本代表が10月のFIFAワールドカップのアジア最終予選に挑むメンバーを発表した。注目は今季からボーフムへと加入した浅野拓磨だ。

サンフレッチェ広島から欧州へと挑戦を続ける浅野。昨季はセルビアで得点を量産すると、ブンデスリーガのボーフムへ移籍し、10番を付けるなど大きな注目を浴びる。

そんな彼をどのように起用するのだろうか。MF登録となっており、2列目に浅野を配置する可能性もあるだろう。しかし浅野の良さを活かすには、最前線やトップ下での起用が望ましい。
広島時代は森保一監督の下で、少ない出場時間でも結果を残していた浅野。2015年はJ1で32試合出場ながら、30試合に途中出場して8得点を決めている。大迫勇也など1トップでスタメンが予想されるFW陣と交代で入り、持ち前のスピードを存分に発揮してゴールを奪うことができれば、チームの大きな武器となるだろう。疲労した相手にも彼のスピードは非常に有効だ。

圧倒的なスピードを武器に相手の最終ラインを切り裂く浅野。パルチザンでは右サイドハーフを務めて18ゴールを決めている。右には同じくスピードを武器として日本代表でも輝きを放つ伊東純也が存在するも、サウジアラビア戦に出場停止のため、ここに浅野を起用する可能性もあるだろう。

日本代表の攻撃のスイッチとなる“切り札”としての役目を任せられる可能性も高い。ブンデスで“10番”を背負う男の活躍が楽しみだ。

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