セリエAで得点量産する男のワールドクラス化はあるか 中堅クラブで輝く“万能FW”

今季もフィオレンティーナで躍動しているヴラホビッチ photo/Getty Images

いずれは世界的な点取り屋と評価されるFWに?

昨季セリエAの中堅クラブでブレイクを果たした若手ストライカー。そう聞けば、人は誰を思い浮かべるだろうか。ジェノアで大器の片鱗を漂わせていたジャンルカ・スカマッカ(22、現サッスオーロ)を挙げる人もいるだろうが、やはり彼以上にインパクトを残したのはフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチか。

2020-21シーズンはセリエAで21得点を挙げたヴラホビッチ。一昨季に6得点だった若きストライカーは、一気にリーグでも屈指の点取り屋と評価されるまでに成長した。190cmの長身を武器としながらも、巧みなポジショニング取りで相手を出し抜きゴールを奪う。足元も技術も水準以上で、彼はまさに“何でもできるFW”に成長を果たしたと言っていいだろう。そんなヴラホビッチだが、彼はこのまま世界基準のFWへと進化を果たしていくことができるのか。

順調に成長を続けていけば、その可能性は大いにあるはずだ。少なくとも、昨季だけの“一発屋”とはならないかもしれない。今季もここまでヴラホビッチはフィオレンティーナで得点量産体制を継続しており、開幕から公式戦6試合を終えて5ゴールを記録している。オフシーズンを挟んだこと切れ味が落ちた印象もなく、成長は至極順調と言っていいだろう。再びシーズンを通してこのパフォーマンスを維持できるようなら、来夏には国外のビッグクラブからもオファーが舞い込むか。

実際、今季限りでフィオレンティーナとの現行契約が満了を迎えるヴラホビッチには、マンチェスター・シティやアトレティコ・マドリード、インテルなどが興味を示していると伊『calciomercato』が伝えている。来夏のステップアップが実現すれば、彼はその実力をより注目度の高い舞台でサッカーファンに見せつけることとなるだろう。まずは現在のパフォーマンスを維持することが大切だが、今後このストライカーがより評価される日が来るのが楽しみだ。

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