新シーズンのカギは“センターフォワード”にあり マンC、バルサら前線はどう変わるか

アグエロはマンCを離れた photo/Getty Images

今夏の補強で一番の注目点

新シーズンへ向けて各クラブが準備を進めているが、注目ポイントの1つに挙げたいのが各クラブのセンターフォワードだ。

特にプレミアリーグのクラブはセンターフォワードが新シーズンを制するカギとなるはずで、セルヒオ・アグエロを失ったマンチェスター・シティはトッテナムFWハリー・ケインの獲得案などが盛んに噂されている。

昨季のチャンピオンズリーグを制したチェルシーも絶対的なセンターフォワードが存在せず、ドルトムントFWアーリング・ハーランド獲得案が騒がれてきた。ティモ・ヴェルナー、あるいはカイ・ハフェルツの偽9番起用もオプションだが、やはり長期のリーグ戦を制するには頼れるセンターフォワードが欲しい。

マンチェスター・ユナイテッドも昨季のチーム最多得点者はMFブルーノ・フェルナンデスで、FWではマーカス・ラッシュフォードがリーグ戦11点、エディンソン・カバーニが10点に留まった。FWとしては少々寂しく、絶対的なゴールゲッターが欲しい。しかもラッシュフォードが怪我で10月頃まで離脱すると見られているため、開幕から誰が前線を引っ張っていくのか気がかりだ。

ハーランドを狙うクラブは多いが…… photo/Getty Images

前線の世代交代が求められているクラブも

リーガ・エスパニョーラでは、アグエロとメンフィス・デパイを加えたバルセロナも最前線を誰に任せるのか注目される。アグエロをスーパーサブにする案もあるようだが、デパイを最前線に据える場合はオランダ代表のように0トップとなるのか。まだその策が機能するかは分からず、指揮官ロナルド・クーマンも様々な形をトライしていくことになるだろう。

ライバルのレアル・マドリードも同じで、ハーランドのような大物FWを獲得できない場合は新シーズンもカリム・ベンゼマに依存していくことになるだろう。昨季ベンゼマはリーグ戦で23得点を挙げたが、二桁得点を記録したのはベンゼマ1人のみ。銀河系軍団としては寂しすぎる数字で、まだヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴ・ゴエスに二桁得点は期待できそうにない。大物補強がなければ攻撃部分は苦戦することになるかもしれない。

昨季セリエAで復活を印象付けたミランも注目で、39歳のFWズラタン・イブラヒモビッチがどこまで機能するかがポイントになる。イブラヒモビッチは昨季リーグ戦で15得点を挙げたが、これはチームトップだ。今年の10月には40歳となるのだが、新シーズンもイブラヒモビッチに頼っていくことになるのか。ギャンブルなところもあり、理想としてはイブラヒモビッチ以上の存在感を放つFWが欲しい。

今後各クラブが大きな補強に動く可能性もあるが、これらのクラブは誰を最前線に据えてシーズンをスタートさせるのか。センターフォワードの出来は1つの注目ポイントとなるだろう。

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