パス成功率“90%以上”のMF勢揃い キミッヒでも入れぬドイツ中盤が凄すぎる

中盤とサイドバックの両方をこなせるキミッヒ photo/Getty Images

支配力は今も世界屈指

EURO2020のグループステージ第1節にて1番の注目カードといえば、グループFのドイツ代表VSフランス代表だろう。決勝のカードでもおかしくない両チームがグループ初戦から激突することになり、多くのサッカーファンがこの一戦を心待ちにしている。

フランスは2018年のワールドカップ・ロシア大会を制したタレント軍団であり、今回も優勝候補だ。しかし、中盤の支配力に関してはドイツの方が上かもしれない。

独『Sport Biid』はバイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒの起用法に注目しているが、今のところは右のサイドバックかウイングバックで起用される可能性が高いという。なぜなら、セントラルMFの位置に実力者が集まりすぎているからだ。

ドイツの中盤にはトニ・クロース、イルカイ・ギュンドアン、レオン・ゴレツカ、フロリアン・ノイハウスらタレントが揃う。中でも外せないのはクロースで、ゲームコントロールの能力ではクロースがキミッヒを凌駕する。

今季もクロースは精密機械のようだった photo/Getty Images

レーヴは中盤の人選をどうする

今季もクロースはリーガ・エスパニョーラにて驚異のパス成功率93.6%を記録しており、パス成功率が90%を下回る機会はほとんどない。さらにギュンドアンは今季マンチェスター・シティで91.7%のパス成功率を記録すると同時に、リーグ戦で13得点と大爆発している。シーズンの成績から考えれば、クロースとギュンドアンは今回の代表でも中心となるはず。

ゴレツカの方は昨季より筋肉増強が話題を集め、攻守両面でパワフルなプレイを見せてくれる。これはクロースやキミッヒにはない武器であり、バランスを整えるうえで貴重な存在だ。

キミッヒもバイエルンでは88.3%と高いパス成功率を記録し、サイドバックでのプレイを含め4得点10アシストと見事な結果を残した。しかし、キミッヒですら中盤に入り込めないほど今のドイツは豪華なタレントを揃えている。

フランス戦の展開がどうなるかは読みづらいが、ドイツならばボールを支配することも難しくないか。キミッヒは代表監督ヨアヒム・レーヴのリクエストならばサイドバックも喜んでこなす考えのようだが、これだけ優秀なゲームメイカーが揃っているところにドイツの恐ろしさがある(数字は『WhoScored.com』より)。

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