U-20W杯で堂安や久保を撃破したMFも コパ・アメリカ注目の若手選手たち

A代表で日本と対戦したこともあるエレーラ(右) photo/Getty Images

南米産のタレントたちにも注目

欧州ではEURO2020が盛り上がりを見せているが、少し遅れて14日よりスタートするコパ・アメリカの方も忘れてはならない。EUROだけでなく、こちらでも世界へアピールしようと意気込むヤングスターたちがいるのだ。

1.ヤンヘル・エレーラ(ベネズエラ代表/MF/23歳)



リーガ・エスパニョーラのグラナダで80試合をこなすなど、エレーラはもはや若手と呼ぶべきプレイヤーではないかもしれない。ただ、少し日本と因縁があることからエレーラには注目しておきたい。

2017年、日本は今の東京五輪世代を引っ張る堂安律や冨安健洋、久保建英らが出場したU-20ワールドカップのベスト16にてエレーラ擁するU-20ベネズエラと対戦し、0-1で敗れている。この時決勝ゴールを奪ったのがエレーラだった。当時の光景を覚えている人も多いはずで、ベネズエラはそのまま決勝まで駒を進めている。決勝ではイングランドに敗れたものの、エレーラはベネズエラ期待の世代を引っ張る存在なのだ。

残念ながらベネズエラは東京五輪に出てこないが、エレーラはA代表の方ですっかり主力になっている。すでに23試合をこなしており、中盤でのバランス感覚は抜群だ。今季もグラナダではチーム最多となる59回のタックルを記録し、デュエルにも261回勝利するなどハードな仕事をこなしてくれる。ベネズエラのキーマンの1人と言ってもいいだろう。

2.エメルソン(ブラジル代表/DF/22歳)



7月1日よりバルセロナの選手になるエメルソンは、2019年よりレアル・ベティスでプレイしてきた右サイドバックだ。今回のブラジル代表メンバーでは20歳のFWヴィニシウス・ジュニオールに次いで2番目に若いプレイヤーとなっており、スペイン『as』は同じくブラジル代表に選ばれているユヴェントス所属DFダニーロからポジションを奪えるはずと期待している。

ベティスでは通算79試合に出場して5得点10アシストの成績を残しており、リーガでの経験も十分に積んでいる。ブラジル代表の新たなレギュラーとなるためにも、何とか爪痕を残したいところだ。

ベティスで活躍したエメルソンも将来楽しみなタレント photo/Getty Images

ここでの活躍から欧州主要リーグへのステップアップも

3.モイセス・カイセド(エクアドル代表/MF/19歳)



まだプレミアリーグでのデビューは果たしていないが、カイセドはイングランドのブライトンに所属しているエクアドル期待のMFだ。すでにA代表の方では5試合をこなし、現在行われているワールドカップ・カタール大会へ向けた南米予選でも1得点3アシストと好スタートを切っている。

守備的MFの位置に入ることが多いが、攻撃的な役割もこなせる選手だ。今回のエクアドル代表メンバーにはDFホセ・アンドレス・ウルタド、ピエロ・インカピエ、カイセドの3名が最年少となる19歳メンバーで選ばれているが、今後の代表を引っ張っていく存在になれるか。

4.レアンドロ・カンパス(コロンビア代表/FW/21歳)



165cmと小柄だが、推進力を持つコロンビア期待のウイングプレイヤーだ。まだ代表で定位置を掴んだわけではないものの、ゲームの流れを変えるアタッカーとして出番が巡ってくる可能性がある。

『as』もコロンビアサッカー界の期待を背負っているプレイヤーとして紹介しており、コロンビアの最年少メンバーとしてフレッシュな働きに期待したい。

5.フリオ・エンシソ(パラグアイ代表/FW/17歳)



最後は、今大会最年少プレイヤーのエンシソだ。17歳ながらパラグアイの国内リーグでは18試合に出場して5得点の成績を残すなど、その攻撃センスは高い評価を得ている。ドリブルも得意としており、パラグアイ代表にとってのワイルドカードというわけだ。

パラグアイはアルゼンチン、チリ、ウルグアイ、ボリビアと同居する苦しいグループに入っており、おそらくパラグアイは苦戦を強いられるだろう。追いかける展開も出てくるはずで、その際に局面打開の切り札としてエンシソに出番が回ってくるかもしれない。


EUROに比べると注目度は薄いが、コパ・アメリカも南米勢にとっては来年のワールドカップ・カタール大会へ重要な場となる。若手選手もアピールに燃えているはずで、南米から新たなスターが出てくることに期待だ。

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