次世代のエデルソンは既に確保済み プレミア王者から期待されるアイルランドの超新星

今後の成長に期待したいバズヌ photo/Getty Images

19歳の若さでアイルランド代表に選ばれている

2020-21シーズンのプレミアリーグを制したマンチェスター・シティ。今季は何といってもルベン・ディアス率いる守備陣がシーズンを通して抜群の安定感を披露しており、リーグ最少の32失点に抑えている。そんなイングランドで最も堅いディフェンスラインに将来、割って入る存在がギャヴィン・バズヌだ。

アイルランド生まれのバズヌは母国のシャムロック・ローヴァーズで当時16歳の若さでデビューを果たしており、同月には月間最優秀選手に選ばれている。その活躍で一気に名が知れ渡り、チェルシー、トッテナムとの争奪戦の末、マンCが獲得に成功。その後はU-23でプレイし、プレシーズンではあるが、トップチームでのデビューも済ませている。ポジションはGKであり、19歳となった今季はイングランド3部であるロッチデールにレンタルで出されている。

そんなバズヌだが、当面の目標はトップチームで守護神を任されているエデルソン・モラレスからポジションを奪うことだそうだ。

英『Manchester Evening News』によれば指揮官であるジョゼップ・グアルディオラのファーストチョイスとなるために日々の練習に励んでおり、GKコーチであるシャビエ・マンシドールと自身の課題を見つけ、研究しているという。

そんなバズヌだが、安定したセービングに定評がある。シャムロックで出場機会を得た際には4試合に先発しており、すべて無失点で試合を終えている。また、その試合ではPKストップの大仕事もこなしており、非常に期待の持てる選手である。

今季の成績は不動の守護神とは行かなかったが、29試合に出場しており、クリーンシートは4回記録している。ロッチデールも21位と下位に沈んだことも考えると、奮闘したシーズンであったと言える。

トップチームのGKはエデルソン、ザック・ステッフェン、スコット・カーソンとなっており、入れたとしても3rdGKか。ステッフェンも控えではあるが実力者であり、バズヌがトップチームで出場機会を得るのはまだ先になりそうだ。

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