育成年代では敵なし 20試合24ゴールのデラップが狙うはトップチームでのスタメンか

今後のブレイクに期待したいデラップ photo/Getty Images

フォーデンに続けるか

セルヒオ・アグエロの不在から偽9番のスタイルで今季を戦い抜いたマンチェスター・シティ。しかし、プレミアは制したもののCLで敗れ、ストライカーの必要性を再確認するシーズンとなった。移籍市場ではハリー・ケイン、アンドレ・シウバを獲得する話が出ており、クラブも点取り屋を確保するために必死なようだ。

そんなプレミア王者に育成年代ではあるが、未来のストライカーが誕生している。18歳のリアム・デラップだ。

現在は育成チームでU-23のメンバーが集まるマンチェスター・シティEDSに所属している。ポジションはセンターフォワードで、プレミアリーグ2と呼ばれるプレミア各チームの育成年代が集まるリーグで20試合24ゴールと素晴らしい成績を残している。また、プレミアリーグ2の年間最優秀選手に選ばれており、今後に期待できる選手である。

そんなデラップだが、来季からトップチームに合流すると指揮官であるジョゼップ・グアルディオラが明言しているが、ここで気になるのは出場機会だろう。いくらトップチーム昇格とはいえ、出場数がほぼゼロであれば意味がない。

同じくユース上りのフィル・フォーデンは2018-19シーズンから出場機会を増やしており、今季から本格的にブレイクを果たした。しかし、それはインサイドハーフにライバルが多く、出場機会がそこまで多くはなかったこともある。

デラップの場合はどうだろうか。もし、ケインが来るのであれば今話が出ているガブリエウ・ジェズス、ラヒーム・スターリングと金銭で合意になる可能性が高い。そうなれば、デラップはケインの2番手となり、出場機会は一定数確保されるだろう。

そこからはデラップの活躍次第ではあるが、フォーデンの3年目を超える早い段階でのブレイクに期待したい。

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