4試合で4ゴール1アシストをマーク 輝きを取り戻した元スペイン代表FWの奮闘

今季からイングランドに活躍の場を移したロドリゴ photo/Getty Images

来季に期待したいロドリゴ

今季昇格組としてプレミアリーグに参戦し、見事9位で終わることになったリーズ・ユナイテッド。開幕からの期待値も高く、移籍市場では代表クラスの選手を獲得し、話題となった。その一人が元スペイン代表のロドリゴ・モレノだ。

バレンシアでキャリアを築いたロドリゴは今季からリーズに在籍しているが、新型コロナウイルスの影響や怪我での離脱が多く、ここまでリーグ戦での先発は14試合とフル稼働とはいかなかった。それでも、チームで4番目となる7ゴールを挙げており、短い時間でも結果を出すのはさすがの一言だ。今季はセンターフォワードやトップ下、中盤と多くのポジションで起用されており、どのポジションでもある程度はこなせる器用さを持っている。

また、怪我から復帰後直近の4試合で4ゴール1アシストとここに来て本来の実力を発揮している。

23日に行われたWBAとのプレミアリーグ最終節では[3-4-3]のセンターフォワードとしてピッチに立ったロドリゴ。前線でコンビを組んだジャック・ハリソンやパブロ・エルナンデスと流動的にポジションを入れ替えており、柔軟に戦っていた。

実際にロドリゴは中央に留まるタイプではなく、自由な動き出しから仕事をするタイプだ。この試合でも降りて組み立てに参加したり、サイドに流れてのチャンスメイクも見られた。前半17分にはハフィーニャからのクロスに合わせて先制点をマークしており、調子の良さがうかがえたゴールであった。

このようにシーズン終盤にしてようやく調子を上げてきたロドリゴ。今季は期待されたほどの活躍ではなかったが、来季にはチーム得点王のパトリック・バンフォードを脅かす存在になるだろう。

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