攻守に渡る献身性はまさに現代的FWの鑑 横浜FC上位浮上を助けられる存在となるか

前線からチームに貢献しているクレーベ(写真はイメージ) photo/Getty Images

前線で強さを見せたクレーベ

昨季13年ぶりにJ1の舞台を戦った横浜FC。新型コロナウイルスの影響もあり降格は無かったがそれでも15位とまずまずの出来であった。今季はその記録を上回りたいが、13節終了時で勝ち点は3ポイント。白星が一つもなく、8節終了時に監督交代となった。

しかし、そこからも勝利はなく苦しい中で迎えた明治安田生命J1リーグ第14節対湘南ベルマーレ戦。試合開始早々、前嶋洋太が先制点を挙げると後半には松浦拓弥が追加点をゲット、その後は5バックにシフトチェンジし、念願のリーグ戦初白星を挙げた。そんな記念すべき試合で活躍したのは最前線9番のポジションでプレイしたクレーベだ。

ブラジルやポルトガルでのプレイ経験を持つクレーベは2019年にジェフユナイテッド市原・千葉に移籍。今季から横浜FCに加入している。

そんなクレーベの特長を挙げるとすれば身長187cmの大きな体格を強みとした高いキープ力だろう。マークを付かれていてもお構いなしにプレイを続けており、非常に心強い存在である。

勝利した湘南戦でもクレーベの強さは光っており、攻められる時間の長かったこの試合で後方からのロングパスを簡単に収めてくれるクレーベの存在は大きい。また、右サイドハーフのマギーニョとのコンビネーションにも長けており、この二人でゴール前まで運ぶシーンも少なくない。

更に守備でもハードワークを見せており、現代のFWに求められるすべてを有しているのがクレーベだろう。前述した通り高さも持ち合わせており、前線のターゲットマンにもなれる点も評価できるポイントだ。

一つ欠点を挙げるとすれば決定力不足か。ここまでリーグ戦で1得点と寂しく、チームが上位へ浮上するためにもエースストライカーの存在は欠かせないポイントだ。

次節は異次元の強さを見せている川崎フロンターレとの一戦だが、初勝利の勢いそのままに白星を狙いたい。

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