レーヴ・ドイツのEURO決勝行きを期待する者は“5%”? 死の組へ漂う不安

W杯欧州予選では北マケドニアに敗北したドイツ photo/Getty Images

優勝を期待するのは難しいか

2006年から続いた15年間の長期政権の集大成へ。ドイツ代表を指揮するヨアヒム・レーヴは、今夏に行われるEURO2020を最後に退任することを発表している。

レーヴとしては有終の美を飾りたいところだろうが、サポーターの反応は冷ややかなものなのかもしれない。最近も思うような結果が出ていないからだ。

昨年11月にはネーションズリーグでスペイン代表に0-6のスコアで完敗を喫し、3月よりスタートした2022年のワールドカップ・カタール大会へ向けた欧州予選でも格下の北マケドニア代表に1-2で敗れてしまった。

ドイツはすべての大会で優勝が求められる強豪国であり、それは今夏のEUROでも変わらない。サポーターの間では、レーヴ体制のままで今夏のEUROを制覇できるのかとの不安が渦巻いているのだろう。

独『Bild』のアンケートによれば、実に87%のサポーターがEURO本大会前のレーヴ退任を求めているという。

ドイツ代表を指揮するレーヴ photo/Getty Images

優勝を予想するファンは少ないか

何より今大会は組み合わせの運がない。ドイツはハンガリー代表、フランス代表、ポルトガル代表と同じグループFに入っており、いわゆる死の組だ。EUROはグループ3位のチームにも決勝トーナメント進出の可能性が残されるため、さすがにドイツのグループ敗退は考えにくいだろう。

それでも、上位に進めると考えているサポーターは多くない。同メディアのアンケートではドイツが準決勝まで進めると答えた人は僅か7%、決勝へ進出できると答えた人は5%しかいない。レーヴ・ドイツの人気は2018年のワールドカップ・ロシア大会から落ち続けている。

メンバー構成にも不安がある。レーヴは5月までに代表メンバーから外してきたバイエルン所属FWトーマス・ミュラー、DFジェローム・ボアテング、ドルトムントDFマッツ・フンメルスの再招集を検討するとコメントしていたが、監督交代に動けばこの3人の再招集もしやすくなるかもしれない。仮にレーヴ体制のまま再招集されたとしても、3人がレーヴと良好な関係を築けるかは微妙だ。

もう大会まで時間が限られているが、レーヴ体制のままでドイツは頂点へたどり着けるのか。

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