マンUの“GKバトル”に決着の予感 絶対的守護神だった男の未来はどうなる

今夏マンU退団の可能性が浮上しているデ・ヘア photo/Getty Images

今夏放出の可能性は低くないか

これまで長きにわたってマンチェスター・ユナイテッドのゴール前に君臨してきた守護神だが、彼は今夏どのような選択をすることとなるのだろうか。スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(30)の立場は、次第に怪しいものとなってきている。

近年は時折見せる凡ミスが話題になることも少なくなかったデ・ヘア。まだ超反応を活かしてのビッグセーブを披露することもあるのだが、以前と比べて安定感を失っていた印象は否めない。現地時間4日に行われたプレミア第30節ブライトン戦ではこのスペイン代表GKがベンチに座り、昨夏シェフィールド ・ユナイテッドからレンタルバックしてきたイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンが先発することとなった。両者が起用可能だったなかでヘンダーソンが先発するのは今季リーグ戦初の事態だっただけに、ついにGKの序列は入れ替わったのかと現地では話題になっている。

この状況が続くようであれば、デ・ヘア退団の可能性も決して低くはないだろう。長年マンUのゴールマウスを守ってきた同選手だが、気がつけばもう30歳。彼とヘンダーソンの実力は拮抗しているが、同程度のパフォーマンスを披露するのであれば若い選手を優先するのが定石だ。加えて、デ・ヘアの高額な給与もクラブにとってはネック。後進が育ったこのタイミングで、このスペイン代表GKを他クラブへ売却するという構想はマンUにあるはずだ。

「デ・ヘアには今、2つの選択肢がある。これからも定位置を求めてユナイテッドで戦い続けるか、それともここで彼らとの旅を終わらせるか。私個人としては、オフに移籍すると思うよ。ディーン・ヘンダーソンがこのまま1番手でシーズンを終えることになれば、デ・ヘアに居場所はないと思う。彼の高額な賃金も大きな問題となっているね。チームの主力としてこれまで頑張ってくれたことに感謝はしているけれど、オーレ(・グンナー・スールシャール監督)は彼と離れる未来も想像しているかもしれない。デ・ヘア本人としても、ヘンダーソンの控えは嫌がると私は考えているよ」(英『Sky Sports』より)

クラブOBのリオ・ファーディナンド氏も、デ・ヘアの今夏退団は濃厚と見ている様子。これまでの実績には敬意を表したいところだが、次第にマンUでの立場は危うくなっている同選手。はたして、夏の移籍市場におけるデ・ヘアの選択はどのようなものとなるのだろうか。残りシーズンでの起用法も含め、今後の動向には注視したいところだ。

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