ビッグクラブのレーダーにも入っている逸材
強いチームには縁の下の力持ちとなる選手がいるものだが、今季リーグ・アンで4位につけるモナコにも中盤で確実に相手の攻撃の芽を摘んでくれる頼もしい存在がいる。
世界のビッグクラブから注目を集め始めている21歳のフランス人MFオーレリアン・チュアメニだ。
最大の魅力は中盤の底でボールを奪う能力にあり、今季リーグ戦では102回ものタックル成功数を記録。これはロリアンのローレン・アバーゲル(118回)に次いで2番目に多い数字だ。
チュアメニはフランスの世代別代表にも選ばれてきた選手で、早くもチェルシー所属のフランス代表MFエンゴロ・カンテとの比較が加速している。185cmとサイズがあることも特長で、世界が求めるタイプの守備的MFだ。
昨夏にも、スペイン『MARCA』がレアル・マドリード注目の守備的MFの1人としてチュアメニの名前を紹介していたが、今季のパフォーマンスでさらに評価が上がってきているようだ。
レアル注目のフランス人MFといえばレンヌで評価を伸ばしてきたエドゥアルド・カマビンガが真っ先に思いつくが、チュアメニも興味深い逸材だ。またまた出てきたNEXTカンテ候補がトップクラブへ向かう時は確実に近づいている(数字は『WhoScored.com』より)。