低迷するクラブの明るい未来 躍動するセルビアの巨人

パルマ戦では得点も決めたヴラホビッチ photo/Getty Images

チームの得点源になる活躍

今季のフィオレンティーナは夏の補強でホセ・カジェホンやジャコモ・ボナベントゥーラといったイタリアで活躍したベテランを補強。更にボルハ・バレロの帰還など嬉しいニュースが飛び交ったが、思うような成果は得られていない。
 
そんななか、奮闘を見せる選手がいる。2018年にパルチザンから加入したFWドゥシャン・ヴラホビッチは今季ここまで先発の座を勝ち取り、9得点と低迷するチームの得点源となっている。昨季も途中出場が多いながらも、6得点を記録していた。
 
まだ、21歳と若いヴラホビッチは身長190cmと大柄な体躯を生かしたポストプレイを得意としており、攻撃の起点として重宝されている。先日のパルマ戦では空中戦の勝利数がチームトップの5回と、頼もしい数字を残している。更に足元の技術にも定評があり、ボールを受けてからの選択肢が豊富で非常に器用なプレイヤーといえる。
 
しかし、パルマ戦ではフル出場を果たすも、シュート数がゼロに終わるなど味方のサポートに徹しすぎる場面も見られた。チームの採用する戦術では主にワントップでの起用が多いため、味方との距離が遠く、孤立する場面が散見された。良い縦関係を築けるパートナーが現れれば、より得点を伸ばせると考えられる。
 
そんなヴラホビッチだが、プレミアリーグで好調を維持するウェストハムが彼を補強のリストに加えたと伊『Calciomercato』が報じている。確かにトマシュ・ソウチェクとデクラン・ライスといった安定した守備者を擁するクラブで、マイケル・アントニオと同じ役割をヴラホビッチに担わせるのは理にかなっている。
 
低迷したクラブの成長に携わるのか、新しい挑戦をするのか、来季の彼の選択に注目が集まる。

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