「9P差」アーセナルのTOP4入りはまだあるのか ライバルとの直接対決にわずかな希望

バーンリー戦、またしてもつまらぬミスから勝点を失ったアルテタ監督 photo/Getty Images

今後を占う重要な3連戦が始まる

現在プレミアリーグでは、来季のチャンピオンズリーグ出場権につながる熾烈な4位争いが展開されている。現在4位のチェルシー(勝点47)から9位アストン・ヴィラ(勝点40)まで、勝点7差の中に勝点40台の6チームがひしめき合っており、5位エヴァートン(勝点46)、7位ウェストハム(勝点45)など試合消化が少ないチームもある。加えて試合数に差があることで、より混沌とした印象もある。

本来ならば、ここに加わっているはずだったチームがもう1つある。現在10位(勝点38)のアーセナルだ。第27節バーンリー戦は痛恨のドロー。3点を奪取し勝利した第26節レスター戦後にミケル・アルテタ監督は「順位を劇的に改善する必要がある」と上位進出に意欲を示したが、今回のドローでTOP4争いに食らいついていくのが、さらに厳しくなってしまった。

しかし今季は上位陣が足踏みをすることも多く、残り11戦で4位との勝点差「9」は、決してひっくり返らない数字ともいえない。可能性はあるのだろうか。

結局のところ上位陣の取りこぼし如何であるため、現実的には厳しいと考えるのが妥当だ。だが今後、アーセナル有利に働きそうな要素もなくはない。今後の対戦スケジュールでライバルとの直接対決が多いことだ。第28節トッテナム戦、第29節ウェストハム戦、第30節リヴァプール戦、第33節エヴァートン戦、そして第36節チェルシー戦と、6つのライバルのうち5つを直接叩くチャンスが残されている。チェルシーやエヴァートンがマンC戦を残していることを考えれば、ある程度差を詰める目星がついてくる。とはいえミスで勝点を落とし続ける現状を考えれば、厳しいと言わざるを得ない。

重要なのはチームの改善を見せ続けることで、そのためにもトッテナム戦、ウェストハム戦、リヴァプール戦の3連戦で結果を出すことは重要な意味を持つ。特に最大のライバルであるトッテナムを叩くことの意味は大きいだろう。クラブは先日、19-20シーズンは新型コロナウイルスの影響で4,780万ポンドの損失を被ったことを報告した。このような中、少しでも上位でシーズンを終えたいものだが、アルテタのチームはどこまで巻き返せるだろうか。

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